「dodaに登録しようか迷っているけど、ネットで”ひどい”とか”しつこい”って口コミを見てしまって……」
そんな経験はありませんか?転職は人生の大きな決断だからこそ、失敗談は先に知っておきたいですよね。
この記事では、dodaの悪い評判や実際のトラブル事例を具体的に解説します。あわせて、電話を止める方法や担当者を変更する手順など、実際に困ったときの対処法もまとめています。dodaの利用を検討している方、すでに登録していて使いこなせていない方は、ぜひ参考にしてください。
dodaってどんな転職エージェント?
悪い評判を理解するためにも、まずdodaがどういうサービスなのかを把握しておきましょう。仕組みや特徴を知ると、「なぜその不満が起きるのか」が見えてきます。
会員数・求人数など基本スペック
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する国内大手の転職サービスです。公開求人数は約27万件以上(2026年4月時点)と、リクルートエージェントに次ぐ業界第2位の規模を誇ります。登録者の66.6%が35歳未満(2025年6月末時点)で、20〜30代の転職支援に強みがあります。
オリコン顧客満足度調査の転職エージェント20代部門では、2022〜2025年の4年連続で第1位を獲得しています。地方求人も北海道・東北エリアを除けば他社を上回るエリアが多く、全国規模で使えるサービスです。
エージェントサービスの仕組み
dodaには大きく2つの使い方があります。ひとつは自分で求人を検索して応募する「転職サイト」としての使い方、もうひとつがキャリアアドバイザーに相談しながら進める「転職エージェント」としての使い方です。1つの登録で両方が使えるのがdodaの特徴で、企業からのスカウトが届く機能も標準で備わっています。
エージェントサービスを利用すると、専任のキャリアアドバイザーが書類添削・面接対策・求人紹介・条件交渉まで無料でサポートしてくれます。企業から成功報酬を受け取るビジネスモデルのため、求職者の利用は一切無料です。この仕組みが、後で触れるいくつかの悪い評判と関係してきます。
dodaの悪い評判・口コミ一覧
dodaへの不満はいくつかのパターンに分類できます。「担当者が合わない」「求人が希望とずれる」「連絡がしつこい」など、口コミで繰り返し登場するテーマをひとつずつ見ていきましょう。
電話・メールの連絡がしつこい
dodaに登録した直後に「電話がひっきりなしにかかってくる」という声は多いです。特に初回面談の日程調整に関する電話が多く、出られないまま折り返しをしないでいると、何度もかかってくる場合があります。
正直なところ、これはdodaだけの問題ではなく転職エージェント全般に言える傾向です。ただ、dodaは会員数が多い分、対応件数も多くなりがちです。「転職の温度感が伝わっていない」状態で登録すると連絡が多くなりやすいので、最初の面談で「今すぐではなく情報収集が目的」と明確に伝えることが有効です。電話連絡を止めたい場合は、問い合わせフォームで「メール連絡に変更してほしい」と依頼すると対応してもらえます。
希望条件とずれた求人ばかり届く
「希望エリアは関東なのに関西の求人が届く」「人事職希望なのに営業職ばかり紹介される」という声があります。特にスカウト機能では、AIによる自動マッチングのため希望とズレが生じやすい面があります。
一方、独自調査では約80%の利用者が「希望に合った求人を紹介してもらえた」と回答しています。希望条件のズレは、初回面談での伝え方に起因するケースが多いです。「残業は少なめで」といった曖昧な言い方ではなく、「残業は月20時間以内、これは絶対条件です」と数字と断定でセットにして伝えると精度が上がります。
担当者の対応にばらつきがある
「前の担当者は丁寧だったのに、今の担当者は連絡が遅い」「適当な対応をされた気がする」という口コミが一定数あります。dodaのような大手エージェントは登録者が多い分、経験豊富なアドバイザーと新人アドバイザーが混在します。どちらが担当になるかは登録時点では分かりません。
これは正直、どの転職エージェントでも起こりうる問題です。重要なのは、合わないと感じた時点で早めに担当変更を申し出ることです。変更は公式の担当者変更フォームから1〜2分で申請できます。合わない担当者に付き合い続けるより、相性の良い担当者を探す方が転職の質が上がります。
転職を急かされる・内定を押しつけられる感覚がある
「まだ精神的に準備できていないと伝えたのに、電話で急かすような言い方をされた」という口コミがあります。転職エージェントにとって求職者が内定を承諾することが収益につながるため、キャリアアドバイザーが早く動いてほしいと思う構造的な理由はあります。
ただ、大半のアドバイザーはそこまで露骨な対応はしません。「担当者のやる気が求職者の温度感を超えてしまった」というケースが多いです。転職希望時期をあらかじめ「○月以降」と具体的に伝えておくと、不必要な催促を減らせます。それでも改善しない場合は担当変更が有効です。
書類選考がなかなか通らない
「10社以上応募したのに書類選考をほぼ通過できなかった」という声があります。これはdodaの選考フローに独自の「社内審査(0次審査)」があるためです。企業に書類を提出する前に、doda内で同じ企業を希望する他の応募者と比較されます。
書類が通りにくいのは裏を返せば「精度の高い選考を通った人だけを企業に推薦する」ということでもあります。書類通過後の内定率を上げるための仕組みです。とはいえ、職務経歴書の冒頭に募集要件に近い実績を先に書いたり、数字で実績を表現したりすることで通過率は変わってきます。難易度が高い求人ばかりに集中していないかも見直してみる価値があります。
専門性の高い職種には対応が弱い
IT・Web業界やクリエイティブ職、医療系職種では「担当者の業界知識が浅い」という口コミが見られます。dodaは幅広い職種をカバーするジェネラリスト型のエージェントです。専門性の高い職種に特化したアドバイザーは、特化型エージェントに比べると少ない傾向があります。
IT・Web系の転職を考えているなら、マイナビ転職ITエージェントやレバテックキャリアとの併用が効果的です。こうした特化型サービスのアドバイザーは業界経験者が多く、技術レベルに応じた求人を紹介してもらいやすいです。dodaで求人の幅を広げながら、専門性は特化型で補完するのがひとつの使い方です。
スキルや経験によってはサポートを断られる
「登録したけどキャリアカウンセリングの案内が来なかった」という経験をした人がいます。これは「現時点では紹介できる求人がない」という判断で、完全な拒否ではありません。希望条件と自分のスキルに大きなギャップがある場合や、転職回数が多い場合に起きやすいです。
こうした場合でも、希望条件を見直したり、近接する職種に範囲を広げたりすることで解決するケースがあります。現在フリーターの方や第二新卒の方は、ハタラクティブやマイナビジョブ20’sのように未経験・第二新卒専門のエージェントの方がスムーズにサポートを受けられます。
悪い評判の裏側にある仕組み
「なんか対応が事務的」「求人を押しつけられた気がする」という感覚には、実はビジネスモデルに由来する理由があります。知っておくと、エージェントとの付き合い方がラクになります。
転職エージェントのビジネスモデルを知っておこう
dodaを含む転職エージェントは、求職者が企業に採用されたとき、企業側から成功報酬を受け取ります。dodaの場合は採用者の年収の約35%が相場です。つまり求職者が内定を承諾してはじめて収益が発生する仕組みです。
この仕組みを知ると「なぜ早めに動いてほしそうに見えるのか」が腑に落ちます。ただ同時に、採用者が早期退職した場合は成功報酬を返金しなければならないルールもあります。そのためdodaがブラック企業を紹介するメリットは本来なく、「ブラック企業ばかり紹介された」という評判はほぼ根拠がありません。独自調査でも約99%の利用者が「ブラック企業を紹介されたとは感じなかった」と回答しています。
大手ゆえの担当者ばらつきが起きやすい理由
dodaは登録者数が多いため、当然キャリアアドバイザーの数も多くなります。担当者は業界専任制で割り当てられますが、経験豊富なベテランと入社間もない新人が混在する状況は避けられません。
一人のキャリアアドバイザーが担当する求職者数は決して少なくなく、丁寧に対応する時間が限られるケースもあります。また、dodaはキャリアアドバイザーと「採用プロジェクト担当」の2名体制で動いていて、採用プロジェクト担当は企業側に専属でつく人です。選考中に感じる対応のバラつきは、この2人の対応の差からくることもあります。
dodaでよくあるトラブル事例
「評判」だけでは分かりにくいトラブルの実態を、もう少し具体的な状況ベースで確認しておきましょう。「登録前に知っておけばよかった」と言われやすい事例を中心にまとめています。
登録直後から電話が鳴りやまない
dodaに登録すると、数時間〜1日以内に電話がかかってくるのが一般的です。これは主に「初回面談の日程調整」の連絡で、転職エージェントとしては必須のプロセスです。ただ、仕事中や忙しいタイミングに重なると「しつこい」と感じやすくなります。
着信を無視し続けると、折り返しを促すメッセージが届いたり、再度電話がかかってきたりします。対策は「すぐに初回面談を予約してしまうこと」が一番手早いです。面談さえ完了すれば、以後の連絡は落ち着く傾向があります。どうしても電話対応が難しい場合は、問い合わせフォームから「メールで連絡してほしい」と伝える方法も有効です。
断ったはずの求人が何度も届く
「一度断った条件の求人が繰り返し届く」というトラブルがあります。これはスカウトのAI設定と担当者からの手動提案が混在しているためです。スカウトは設定を変更しない限り、条件に近い求人を自動で送り続けます。
担当者からの紹介については「こういった条件の求人は不要です」と明確にフィードバックすることが大切です。「応募する・しない」ボタンで振り分けを続けることで、AIの学習精度も上がっていきます。改善されない場合は、提案頻度の上限(週○件まで)を指定して伝えると、担当者側も調整しやすくなります。
キャリアカウンセリング自体を断られた
登録後にキャリアカウンセリングの案内が届かないというトラブルがあります。「現時点では希望に合う求人がない」という判断からで、dodaが能動的に登録を断っているわけではありません。2週間以上案内がない場合は、問い合わせフォームから確認すると状況を教えてもらえます。
希望条件を緩和したり、職種の範囲を広げたりすることで対応できるケースがほとんどです。もし条件を見直してもサポートを受けられないようであれば、自分の希望とdodaの得意領域がずれている可能性があります。そうした場合はリクルートエージェントやマイナビエージェントなど他社への登録を検討してみましょう。
担当者に希望を伝えたのに無視された
「転勤なしと言ったのに転勤ありの求人が続けて届く」「勤務地を絞ったのに全国各地の求人が来る」という声があります。口頭だけで伝えた場合、担当者の認識とズレが生じやすいのが正直なところです。
こうした場合は、条件をメールで書いて送ることが有効です。「絶対条件2つ+妥協できる条件1つ」を文章にして担当者に共有しておくと、引き継ぎや確認のときにも使えます。それでも改善しない場合は、担当者変更を考えるタイミングです。
悪い評判への対処法
トラブルに気づいたとき、どう動けばいいかをまとめます。多くの悩みは「伝え方」か「設定の見直し」で解決できます。
電話をメール連絡に切り替える方法
dodaからの電話連絡を止めたい場合は、問い合わせフォームからカスタマーセンターへ「電話での連絡は不要です。必要があればメールで連絡してください」と依頼します。氏名・生年月日・電話番号・会員IDを記載すると対応がスムーズです。
メール配信の停止については、マイページの「登録情報設定」→「メール配信設定」から種類別に停止できます。スカウトのメールだけを止めたい、求人案内だけを止めたい、といった細かい設定ができます。手続き後2〜3日はメールが届く場合があるので、すぐに止まらなくても焦らなくて大丈夫です。
担当者を変更する手順
担当者変更はdodaの公式サイトにある「担当者変更フォーム」から申請できます。氏名・生年月日・会員ID・電話番号・担当者名・変更理由(プルダウン選択)を入力するだけで、1〜2分で完了します。
変更を申し出るときは「今の担当者の何が合わなかったか」と「次の担当者に求めること」をセットで伝えましょう。「業界知識が豊富な人がいい」「メールのレスポンスが早い人がいい」と具体的に伝えると、希望に近い担当者を割り当ててもらいやすくなります。担当者本人に直接言いにくい場合は、メールで事務局宛に送る方法が心理的な負担が少ないです。
エージェントサービスだけ停止する方法
「エージェントサービスは使いたくないが、求人サイトとしては使い続けたい」という場合、エージェントサービスだけを止めることができます。マイページの「登録情報設定」→「サービス利用状況」→「dodaエージェントサービス」の「利用停止」ボタンから手続きできます。
アンケートに回答して「エージェントサービスを停止する」ボタンを押すと完了です。サービスを再開したい場合も、同じ画面から再登録できます。退会せずに一時停止できるので、転職活動を休止したいタイミングでも使いやすい方法です。
dodaに向いている人・向いていない人
dodaへの不満は、実は「自分に合うサービスかどうか」のミスマッチから来ていることがあります。向き・不向きを把握しておくと、登録前後の判断がしやすくなります。
dodaを使うと強みが出やすい状況
dodaが特に強みを発揮するのは、初めての転職、または転職0〜1回目の人です。登録者の64.0%が転職0〜1回目で(2025年7月発行「doda会員レポート」)、こうした層のサポートに慣れたアドバイザーが多いです。
年収400〜600万円帯の一般転職層、営業・事務・製造などの一般職種希望の方、20〜30代でまずは選択肢を広げたい方にもフィットしやすいサービスです。未経験歓迎の求人は約52,000件(2026年4月時点)と業界トップクラスの数があり、異業種・異職種へのチャレンジを後押ししやすい環境が整っています。
dodaより他のサービスが合うケース
年収600万円以上でキャリアアップを狙いたい場合は、JACリクルートメントやdoda Xのようなハイクラス特化型の方が向いています。管理職・専門職・外資系を視野に入れているなら、JACリクルートメントの「両面型アドバイザー」が企業側の情報も持っているため精度が高いです。
現在フリーターや既卒の方はハタラクティブ、IT・Web業界への転職を希望する場合はマイナビ転職ITエージェントやレバテックキャリアがより専門的なサポートを受けられます。dodaで書類審査が通らない状況が続いているなら、自分のスキルと希望のギャップを確認した上で、別のサービスも並行して使ってみることをおすすめします。
dodaと併用したい転職エージェント
実際に転職を成功させた人の多くは、2〜3社のエージェントを並行して活用しています。dodaで補いきれない部分を他サービスでカバーするのが、結果的にミスマッチを減らす方法です。
リクルートエージェント
公開求人数75万件以上(2025年12月時点)と業界No.1の規模を持ちます。dodaにない求人にアクセスできる確率が高く、1社目に並行登録する先として最も定番です。年間約87,000人の転職支援実績があり、書類添削や面接対策のノウハウも充実しています。
マイナビエージェント
登録者の76%以上が34歳以下で、20〜30代の転職サポートに強みがあります。中小・ベンチャー企業の求人が充実しており、大手以外も選択肢に入れたい場合に有効です。転職後の定着率が高く、担当者の丁寧なヒアリングが評判です。
ビズリーチ
年収600万円以上を狙うハイクラス層向けのスカウト型サービスです。自分の職歴を登録するだけで、企業やヘッドハンターから直接スカウトが届きます。積極的に動かなくても転職の可能性を探れるため、「良いオファーがあれば転職を考えたい」という方に向いています。
パソナキャリア
管理部門や事務系職種、女性の転職支援に強みがあります。担当者の対応が丁寧という口コミが多く、「dodaの担当者と合わなかった」という方が別の選択肢として試すケースもあります。じっくり丁寧に転職活動を進めたい方に向いているエージェントです。
まとめ:dodaを使う前に知っておきたいこと
dodaの悪い評判の多くは「担当者とのミスマッチ」「希望条件の伝え方の不足」「サービスの向き不向きのズレ」から来ているものです。サービス自体の欠陥というよりは、使い方とコミュニケーションの問題が大半を占めています。
独自調査では約70%の利用者がdodaに満足しており、利用者の80%以上が「思い通りの転職ができた」と回答しています。まずは「担当者に希望を具体的に伝えること」「合わないと感じたら早めに担当変更すること」の2点を意識して活用するのが、dodaでの転職を成功に近づける第一歩です。

