60代以上のシニアにおすすめの転職エージェント8選!特徴と口コミを比較

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「60代でも転職エージェントって使えるの?」と思っている人は多いはずです。登録してみたものの「年齢的に…」と断られた経験があったり、若い人向けのサービスに見えて最初の一歩が踏み出せない、という声もよく聞きます。

この記事では、60代以上のシニアでも実際に利用できる転職エージェントを8つ厳選して紹介します。それぞれの特徴や口コミ、どんな人に向いているかまで整理しているので、自分に合ったサービスを選ぶ参考にしてください。

目次

60代でも転職エージェントは使える?

まず気になるのが「そもそも60代でも登録できるのか」という点です。結論から言うと、使えます。ただし、サービスによって対応の温度感は大きく異なります。ここではその実情を整理します。

実際に60代を受け入れているエージェントは増えている

ひと昔前は「転職エージェント=20〜30代向け」というイメージが強かったのですが、近年は様相が変わってきました。人手不足の深刻化と高齢者雇用の義務化が進んだことで、企業側がシニア人材を積極的に求めるようになり、エージェント側もそのニーズに応えるサービスを充実させています。

シニア専門エージェントが登場しているだけでなく、dodaやリクルートエージェントといった大手も60代の転職支援実績を持っています。「登録すら難しいかも」と思い込んでいたとしたら、その不安は少し手放してもいいかもしれません。

60代転職の現状と求人傾向

厚生労働省の令和6年雇用動向調査によると、60〜64歳の転職者のうち年収が減少した人の割合は約60.9%にのぼります。厳しい数字ではありますが、逆に言えば、約4割は年収を維持するか増やして転職しているということでもあります。

求人の傾向として多いのは、警備・施設管理・介護補助などの現場系と、管理職経験者向けのマネジメント・顧問・コンサルティング系の2極化です。いずれにしても「即戦力として使えるか」が採否の大きな基準になるため、これまでの経験をどう言語化するかが転職活動の鍵になります。

シニア転職エージェントの選び方

エージェント選びを間違えると、登録しても求人がほとんど紹介されないまま終わることもあります。60代の転職で失敗しないために、まず見るべきポイントを確認しておきましょう。

シニア特化型か大手総合型かで選ぶ

エージェントは大きく「シニア特化型」と「大手総合型」の2種類に分けられます。それぞれに強みが異なるため、自分の状況に合わせて選ぶのが重要です。

タイプ強みこんな人に向いている
シニア特化型60代向け求人が豊富・年齢制限なし年齢を理由に断られた経験がある人
大手総合型求人数が多い・キャリア相談が手厚い管理職経験者・専門職のある人

シニア特化型はとにかく「60代OK」の求人が多く、年齢を気にせず活動できる安心感があります。一方、大手総合型はハイクラスや非公開求人が充実しており、これまでのキャリアを武器にしたい人には選択肢が広がります。理想は両タイプを1〜2社ずつ組み合わせて活動することです。

扱っている求人の雇用形態で選ぶ

「正社員じゃなきゃ意味がない」と思っていませんか?実は、60代の転職では雇用形態の幅を広げると、選べる仕事がぐっと増えます。業務委託・顧問・パート・派遣など、自分のライフスタイルに合った働き方が見つかるエージェントを選ぶのが得策です。

特に顧問や業務委託の求人は、経営・営業・IT・人事など専門性の高い職種で需要があります。週2〜3日の稼働でも月10〜20万円になるケースもあるため、正社員以外の選択肢もぜひ視野に入れてみてください。

担当者がシニア転職に慣れているか確認する

エージェントを選ぶとき、意外と見落とされるのが「担当者の経験値」です。いくら良いサービスでも、担当者が若い世代の転職しか扱ったことがなければ、60代特有の悩みや事情をうまくくみ取ってもらえません。

初回面談のときに「60代の転職支援実績はありますか?」と率直に聞いてみましょう。答え方や対応のしかたで、担当者の経験値と相性がある程度わかります。正直に答えてくれるエージェントほど、長い付き合いができます。

60代以上のシニアにおすすめの転職エージェント8選

ここからは、60代以上の転職に対応しているエージェントを8つ紹介します。それぞれの特徴・向いている人・実際の口コミをまとめているので、自分の状況と照らし合わせながら読んでみてください。

シニアジョブエージェント|50代以上専門、シニア求人数は業界最大級

シニアジョブエージェントは、50代以上の就業支援に特化した転職エージェントです。「年齢不問」「シニアOK」の求人数は業界最大級を誇り、2026年時点で公開求人は約32,500件を保有しています。「定年なし」「70歳以上の雇用継続」といった求人も多数あるため、長く働き続けたい人にはとりわけ頼りになる存在です。

応募書類の提出から面接日程の調整、条件交渉の代行まで専任アドバイザーがワンストップでサポートしてくれます。転職活動そのものに慣れていない人でも、一つひとつの手順を丁寧に教えてもらえます。ただし、担当者によって対応の質にばらつきがある点は注意が必要です。

こんな人におすすめ:年齢を理由に他社エージェントに断られた経験がある人・60代以降も長期就業を希望する人

「思ったより早い対応で感謝。問い合わせ前は不安もあったが、よい会社を提案されて決まった。」(60代男性・口コミより)

マイナビミドルシニア|40〜60代向け、「ノック機能」で空振りを防ぐ

マイナビミドルシニアは、文字通り40〜60代に特化した転職サイトです。東京都内だけで約46,300件の求人を保有しており、正社員・アルバイト・派遣・業務委託と雇用形態の選択肢も幅広く揃っています。総合転職サイトのように若い世代の求人に埋もれることがないため、「自分向けの仕事を探しやすい」という声が多いサービスです。

最大の特徴は「ノック機能」と呼ばれる独自の機能です。正式に応募する前に、自分が採用対象となり得るか企業側に打診できるため、書類を送っても門前払いになるリスクを事前に下げられます。60代にとって時間を無駄にしないという意味でも、このしくみは非常に実用的です。

こんな人におすすめ:まず受け入れてもらえる求人を効率よく探したい人・アルバイトや業務委託も視野に入れている人

「60代向けの転職サイトというのは気持ち的にも利用しやすいですね。自分たちの年代が求められている仕事が多いので、職探しも容易に行えました。」(60歳男性・営業職)

リクルートエージェント|求人数トップクラス、管理職経験者に強い

リクルートエージェントは、国内最大級の転職支援実績を持つ大手総合型エージェントです。公開求人だけで約74万件以上(2025年11月時点)を保有しており、非公開求人も豊富です。シニア専門という位置づけではありませんが、50〜60代の転職支援実績も多く、管理職や専門職経験者に対する求人への需要が高いことが強みです。

履歴書・職務経歴書の添削や面接対策など、転職活動のサポートも手厚いため「ブランクがある」「書類の書き方が不安」という人でも安心して活動できます。担当者が積極的なスタイルのケースもあるため、自分のペースを伝えながら進めるのがポイントです。

こんな人におすすめ:管理職・専門職のキャリアがある人・幅広い求人の中から選びたい人

「シニア層向けの求人も多く扱っている。幅広い業界の仕事をチェックできるので、転職活動で使っていました。エージェントサービスが丁寧なこともリクルートエージェントに登録した理由です。」(61歳男性・総合職)

doda|スカウト+エージェントを同時に使えるハイブリッド型

dodaは、エージェントサービスとスカウト機能を同時に活用できるハイブリッド型の転職サービスです。2026年4月時点の公開求人数は約267,000件と業界最大クラスで、幅広い業界・職種に対応しています。60代でもスカウトメッセージが届くケースがあり、「自分から動く」だけでなく「企業から声をかけてもらう」という体験ができる点が特徴的です。

キャリア相談だけの利用も可能なため、「まだ本格的な転職は決めていないけれど、市場価値を知りたい」という段階の人にも向いています。エージェントとサイト両方で応募した求人の選考状況がまとめて管理できる点も、実際の利用者から高く評価されています。

こんな人におすすめ:スカウトも受け取りつつ能動的に求人も探したい人・まずはキャリア相談から始めたい人

「60歳を超えても登録したらたくさんのスカウトメッセージが送られてきたのは印象が良かったですね。非公開求人も多く、自分に合う仕事が見つけられた。」(60歳男性・営業職)

JACリクルートメント|ハイクラス・管理職経験者に特化したエージェント

JACリクルートメントは、ミドルシニア層のハイクラス転職に強いエージェントです。転職決定者の25%以上が45歳以上であり、60代の転職支援実績も持っています。管理職・専門職・グローバル経験を持つ人材を求める企業とのパイプが太く、年収600万円以上の求人が中心です。

年齢よりもスキルと実績で評価される傾向が強いため、役職経験やマネジメント実績がある60代には刺さりやすいサービスです。担当者が業界知識を持ったコンサルタント型なので、「どう自分を売り込むか」を一緒に考えてもらえる安心感があります。ただし、スキルや年収の条件によっては登録が難しいケースもあります。

こんな人におすすめ:元管理職・専門職・グローバル経験がある人・ハイクラス求人を希望する人

「担当者が業界や職種の特性をよく理解した上で具体的なアドバイスをくれた。自分の強みをどう伝えればいいか整理でき、面接対策にも直結しました。」(利用者口コミより)

パソナキャリア|女性シニアにも強く、地方在住者でも使いやすい

パソナキャリアは、全国47都道府県に拠点を持つ大手エージェントです。年収800万円以上の求人を3万件以上保有しており、ハイクラス向けの転職支援に強みがあります。女性のシニア転職にも力を入れており、柔軟な勤務形態の求人が多い点が特徴です。他社エージェントで断られたという人からの評判も良く、60代への配慮がある対応が口コミで評価されています。

転職後の年収アップ実績が高く、利用満足度も高水準を維持しています。担当者の対応が丁寧で、希望年収や条件についての交渉を積極的に行ってくれる点も心強いです。管理職経験を活かしてもう一段上のポジションを目指したい人には、ぜひ候補に入れてほしいサービスです。

こんな人におすすめ:女性シニア・地方在住で転職を考えている人・年収を維持したい管理職経験者

「60歳以上になると年収が下がることも覚悟していたのですが、希望年収に合う求人や管理職の経験を活かせる求人を紹介してもらうことができました。また、エージェントの方の対応も丁寧で満足しています。」(女性・利用者口コミより)

ビズリーチ|スカウト型、経験豊富なシニアのキャリアを高く評価

ビズリーチは、即戦力・管理職経験者・専門スキル保持者向けのハイクラス求人が集まるスカウト型転職サイトです。2026年4月時点の公開求人は約182,970件。企業の経営層・部長クラスを目指すシニア層に向いており、年収800万円以上の求人も豊富です。

職歴を細かく入力するほど企業やヘッドハンターからの注目度が上がり、年齢に関係なくスカウトが届く可能性があります。「これまでのスキルを正当に評価してほしい」「自分の市場価値を知りたい」という60代には、まず登録してスカウトの質を確認してみることをおすすめします。ただし、職歴やスキルが薄い場合はスカウトが届きにくいという特性もあります。

こんな人におすすめ:高いキャリアを持つ経営層・管理職経験者・ハイクラス転職を目指す人

「プロフィールの入力だけしておいたら、しばらくしたらヘッドハンターからスカウトメッセージが来ていて驚きました。その後も何度か連絡が来てその中で良かった求人には応募できました。」(利用者口コミより)

FROM40|年齢制限なし、会員登録不要で手軽に始められる

FROM40は、40代以上に特化した求人サイトです。2026年4月時点の求人数は16,800件以上。「年齢を理由に不採用となるような求人を一切排除している」という方針のもと、多くの案件が「50歳以上歓迎」の条件になっており、60代の方にも十分に応募可能なポジションが揃っています。

大きな特徴は、会員登録が不要で気軽に求人を見られること。検索機能もシンプルで、気に入った求人への応募も名前・電話番号など最低限の情報を入力するだけで完結します。「まず求人だけ見てみたい」「登録の手間なしにさっと使いたい」という人には入口として使いやすいサービスです。ただし、エージェントのようなキャリアサポートは受けられない点には注意してください。

こんな人におすすめ:手軽に求人を確認したい人・転職エージェントのサポートより自分で動きたい人

「普通に考えれば30代くらいの求人が世の中には多いのでしょうが、このサービスは40代以上のためのサイトですから60代でも申し込める求人が見つかります。申込みなどが簡単なのもメリットです。」(61歳男性・管理職)

エージェント別おすすめタイプ早見表

8つのエージェントのどれが自分に合うか迷ったときは、下の表を参考にしてください。

サービス名タイプこんな人向け
シニアジョブエージェントシニア特化型他社で断られた・長期就業希望
マイナビミドルシニアシニア特化型雇用形態を問わず探したい
リクルートエージェント大手総合型管理職・専門職経験者
dodaハイブリッド型スカウトも活用したい・まずは相談
JACリクルートメントハイクラス特化型グローバル経験・年収600万円以上希望
パソナキャリア大手総合型女性シニア・地方在住者
ビズリーチスカウト型キャリアを正当評価してほしい
FROM40求人サイト型まず手軽に求人を見たい

どれか1つに絞る必要はありません。得意分野が異なるため、2〜3社を組み合わせて使うのが、求人の選択肢を広げる上で最も効果的です。

60代転職エージェントの口コミ・評判

実際に使った人の声は、サービス選びの上で欠かせない情報です。ポジティブな口コミだけでなく、注意が必要な声も含めて紹介します。

良かった口コミ

60代の利用者から多く聞かれるのは「年齢を気にせず対応してもらえた」「担当者が親身だった」という声です。特に、シニア特化型のエージェントを使った場合に「60代でも歓迎されている感覚があった」という感想が多く見られます。

また、「面接対策が丁寧で自信を持って臨めた」「年収交渉を代わりにしてもらえて助かった」という実務面のメリットも評価されています。大手エージェントでも「60代のスカウトが届いて驚いた」「想定より早く内定が出た」という声があり、年齢がゼロではないにしても、ネガティブな経験ばかりではないのが実情です。

注意が必要な口コミ

一方で、「担当者によって対応の質に差がある」という声は複数のサービスで共通して見られます。同じエージェントでも担当者が変わると体感が大きく違うというのは、業界全体の課題でもあります。最初の担当者との相性が悪いと感じたら、変更を申し出ることも遠慮せずにやってみてください。

また、「希望とは違う求人(警備・清掃など)ばかりを紹介される」という不満も出ています。これはエージェント側が「通りやすい求人」を優先して紹介する構造的な問題から起きやすいことです。希望条件は面談時にできるだけ具体的に伝えることが、ミスマッチを減らす一番の対策です。

転職エージェントの使い方と流れ

「エージェントに登録した後、どうなるの?」という疑問を持つ人も多いはずです。ここでは登録から内定までの大まかな流れを確認しておきましょう。

登録からキャリア面談まで

まず公式サイトから無料で会員登録します。入力項目は名前・連絡先・職歴・希望条件が中心で、ほとんどのサービスは10〜15分程度で完了します。登録後、担当のキャリアアドバイザーからメールや電話で連絡が来て、オンラインまたは対面での面談が設定されます。

面談では「これまでのキャリアで何をしてきたか」「次の仕事に何を求めるか」を丁寧にヒアリングされます。このとき、「譲れない条件」と「なくてもいい条件」をあらかじめ自分の中で整理しておくと、担当者も動きやすくなります。転職時期の希望を聞かれたら、「3カ月を目処に」と具体的に伝えるのがおすすめです。

求人紹介・応募・面接対策のサポート

面談が終わると、担当者から求人の提案が届きます。気になる求人には担当者に相談しながら応募するかどうかを決めていきます。このとき、担当者が企業の内部情報(残業の実態・社風・面接で聞かれやすい質問など)を共有してくれるのが、エージェントを使う大きなメリットです。

書類選考が通ったら、面接対策が始まります。模擬面接や想定質問の共有、話し方のアドバイスまで、多くのエージェントが無料でサポートしてくれます。「久しぶりに面接を受ける」という60代には特に心強い工程です。

内定後の条件交渉と退職サポート

内定が出たあとも、エージェントの仕事は終わりではありません。年収や入社日、雇用形態などの条件交渉を代行してくれるのも、エージェントを利用する価値のひとつです。自分では言いにくいことも担当者に任せられるのは、精神的な負担が小さくなります。

また、現職がある場合の退職手続きについても、タイミングや伝え方をアドバイスしてもらえます。「在職中に転職先を決めてから退職する」ことが基本の流れなので、焦って退職しないよう注意してください。

60代の転職で気をつけること

いざ転職活動を始める前に、知っておくとハードルが下がる現実があります。うまくいかないのは「やり方が悪い」のではなく、「状況の特性を知らずに動いている」ことが原因のケースが多いです。

年収は下がる可能性が高い

先ほど紹介したデータの通り、60〜64歳の転職では約6割が年収減少を経験しています。これは能力が低いのではなく、定年が近いことで企業側が長期的な人材投資を考えにくい、という構造的な問題です。意識しておくべきは「下がることを受け入れつつ、どこまで下げないかのラインを持つ」ことです。

年収のボトムラインをあらかじめ決めておくと、求人の絞り込みも判断もしやすくなります。「前職と同じ年収でなくても、週3日で月20万であれば十分」というように、自分の生活設計に合わせた基準を持っておきましょう。

年齢を理由に紹介を断られるケースがある

正直なところ、すべての転職エージェントが60代を積極的に支援しているわけではありません。特に若い世代向けのエージェントに登録すると、面談の段階で求人紹介が難しいと伝えられることがあります。

これは能力の問題ではなく、そのエージェントが扱っている求人の性質によるものです。断られたとしても気にしすぎず、シニア特化型や大手総合型に切り替えることで突破口が開けます。1社で決めずに複数に当たることが、60代の転職活動における基本の姿勢です。

希望条件は「譲れるもの」と「譲れないもの」に分けておく

条件を絞りすぎると求人が見つからず、逆に何でもよいとなると転職後に後悔しやすい。そのバランスが難しいのが60代の転職です。おすすめは「絶対に守りたい条件」を3つ以内に絞り、それ以外は柔軟に対応するスタンスです。

たとえば「通勤時間1時間以内・月収25万円以上・週休2日」この3点が揃えばほかは妥協できる、といった基準を持つと動きやすくなります。面談のときにこの基準を担当者と共有しておくと、的外れな求人を紹介されるリスクも下がります。

転職を成功に近づける5つのポイント

60代の転職は難しい、というのは半分本当で半分思い込みです。準備と姿勢を整えれば、年齢関係なく内定を勝ち取っている人はいます。成功者に共通する行動パターンを整理しました。

複数のエージェントを同時に使う

転職エージェントはそれぞれ保有求人が異なるため、1社だけでは選択肢が限られます。2〜3社に並行登録することで、求人の量も質も大きく変わります。「A社で断られた求人がB社では紹介された」というケースは珍しくありません。

管理が煩雑になるのでは、と心配する人もいますが、応募先の企業名と日程をメモ帳に記録するだけで重複応募などのトラブルは防げます。シニア特化型を1社、大手総合型を1〜2社という組み合わせが、バランスよく動けるパターンとしておすすめです。

経験・スキルを活かせる職種から探す

まったく未経験の職種にチャレンジするのは60代では難しい。そう感じている人も多いかもしれませんが、これは正直なところ「その通り」です。企業が60代に求めるのは、育成コストをかけずに即戦力として動いてくれる人材です。

自分がこれまで携わってきた業界・職種の求人を優先的に探すことで、選考通過率は格段に上がります。たとえ「同じ仕事の繰り返し」と感じていても、そのノウハウを必要としている企業は必ずあります。

順応性と柔軟さをアピールする

60代が面接で敬遠されやすい理由のひとつは「自分のやり方を変えない」「年下の指示に従えない」というイメージです。実際にそうでなくても、そう思われやすい。だからこそ、面接では柔軟性を具体的なエピソードで示すことが大切です。

「前の職場で若い管理職のもとで新しい手法に取り組んだ経験がある」「ツールの使い方を自分から覚えて業務に取り入れた」といった事例があれば、積極的に話しましょう。言葉より行動の実例が、採用担当者の印象を変えます。

担当者とこまめに連絡を取る

転職エージェントの担当者は複数の求職者を同時に担当しています。連絡を怠ると、どうしても優先度が下がりやすくなります。「なかなか求人が来ない」と感じたら、こちらから状況確認の連絡を入れてみてください。

転職意欲が高く、レスポンスが速い人ほど担当者も力を入れてくれます。面談後も週1〜2回は連絡を取り合う関係を意識すると、求人情報の鮮度も高くなります。

在職中に動き始める

定年退職してから転職活動を始めると、離職期間が長引きやすくなります。一般的な転職活動にかかる期間は3カ月程度ですが、60代では半年以上かかるケースも珍しくありません。離職期間が長いと企業側が「採用に躊躇する」という現実もあるため、できれば在職中に転職先を決めてから退職するのが理想的な流れです。

仕事をしながらの転職活動は時間的に大変に感じるかもしれませんが、エージェントを使えば日程調整や書類準備の手間を大幅に減らせます。焦って退職するよりも、在職中に準備を整えるほうが結果として早く決まるケースが多いです。

まとめ:自分に合ったエージェントを選んで動き始めよう

60代の転職は「年齢の壁」ばかりが強調されがちですが、シニアを歓迎する求人も企業もたしかに存在します。大切なのは、自分の状況に合ったエージェントを選び、準備を整えてから動き始めることです。

シニア特化型のシニアジョブエージェントやマイナビミドルシニアは年齢を気にせず動けるサービスとして有効ですし、管理職・専門職のキャリアがあるならJACリクルートメントやビズリーチも十分な選択肢になります。1社に絞らず、2〜3社を組み合わせながら、自分のペースで動いてみてください。どこかに「自分を求めている企業」は必ずあります。

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