「高卒だと転職エージェントに断られるかも」と感じていませんか?実際には、高卒でも利用できる転職エージェントは多く、未経験OKの求人を紹介してもらいながら転職活動を進めている人はたくさんいます。
この記事では、高卒の方が転職で使えるおすすめのエージェントを8社まとめています。どこに登録すればいいか迷っている方や、自分に合ったサービスを選びたい方は参考にしてください。
高卒でも転職エージェントは使える?
転職エージェントは大卒じゃないと使えないのでは、と思っている方もいるかもしれません。ですが結論から言うと、高卒でも転職エージェントは問題なく利用できます。エージェントによっては高卒やフリーター、既卒に特化したサービスもあるくらいです。
ただ、どのエージェントでもOKというわけではなく、自分の状況に合ったサービスを選ぶことが大切です。まずは「断られることがあるのか」という不安の話から整理していきましょう。
エージェントに断られることはある?
高卒だからという理由だけで転職エージェントの登録を断られるケースは、ほとんどありません。多くのエージェントは学歴ではなく、年齢や希望条件、職歴を総合的に見て対応しています。
ただし、紹介できる求人が見つからない場合や、希望条件と実際の市場に大きなズレがある場合は、十分なサポートが受けられないことがあります。たとえば、実務経験がほとんどない状態で高年収の専門職を希望するケースなどです。そういう場合でも、希望条件を整理し直すことで相談できる余地は十分あります。
また、ハイクラス向けや管理職経験者向けのエージェントは、そもそも対象ユーザーが異なります。高卒向け・未経験向けに強いサービスを選ぶだけで、悩みのほとんどは解消されます。
高卒の転職活動で不安に感じやすいこと
「学歴のせいで書類で落とされるんじゃないか」「そもそも応募できる求人が少ないんじゃないか」という不安は、多くの方が感じているものです。実際、大卒向けに「大卒以上」と条件が設定されている求人は存在しますし、求人数の絶対数も大卒と比べると少ないのは事実です。
ただ、企業が若手採用で重視していることを見ると、学歴はそれほど上位に入っていません。厚生労働省の調査によれば、若年正社員の採用で重視された項目の上位は「職業意識・勤労意欲」「コミュニケーション能力」「マナー・社会常識」となっており、学歴よりも人柄や意欲を見ている企業が多いのです。
だからこそ、高卒向けの求人を多く扱っているエージェントを選んで、書類や面接でどう自分を伝えるかをしっかり準備することが、転職成功への近道になります。
高卒におすすめの転職エージェント8選
ここでは高卒の方が実際に使いやすい転職エージェントを8社紹介します。未経験OKの求人が多いもの、書類や面接のサポートが手厚いもの、大手で求人数が豊富なものなど、特徴はそれぞれ異なります。自分の状況に合いそうなものを確認してみてください。
ハタラクティブ|取り扱い求人の約8割が未経験OK
ハタラクティブはフリーター・既卒・第二新卒など20代の転職支援に特化したエージェントです。取り扱い求人の約8割が未経験OKで、中卒・高卒の求職者への求人紹介も積極的に行っています。
内定率は80%以上で、最短2週間での内定実績もあります。書類通過率は96%以上で、サービス開始から18万人以上の支援実績があります。担当アドバイザーが履歴書・職務経歴書の添削から面接対策まで一貫してサポートしてくれるため、転職活動が初めての方でも安心して進められます。
正社員経験がほとんどない状態でも相談しやすいのがハタラクティブの強みです。「何から始めればいいかわからない」という段階でも、キャリアの棚卸しを手伝ってもらいながら進めることができます。
第二新卒エージェントneo|フリーター・高卒専門のアドバイザーに相談できる
第二新卒エージェントneoは株式会社ネオキャリアが運営する、20代特化型の転職支援サービスです。高卒・フリーター・第二新卒を専門に支援してきたキャリアアドバイザーが担当してくれるため、学歴への不安や職歴の不安を抱えたまま相談しやすいのが特徴です。
書類選考通過率は94.7%、転職による平均年収アップ額は113万円という実績も公開されています。サポートの範囲は書類添削・面接対策にとどまらず、内定後の条件交渉まで代行してくれます。年収や待遇を改善したい方にも頼りになるエージェントです。
キャリアスタート|内定率86%・面接対策10回以上に対応
キャリアスタートは20代・第二新卒向けの転職支援に特化したエージェントです。内定率は86%で、求職者の特徴に合わせた個別の面接対策が行われています。登録者数は6万8,000名以上で、フリーターや高卒など学歴に不安がある方も多く利用しています。
転職後の定着率は92%というデータもあり、求職者の希望条件と職場の相性を丁寧に確認しながら求人を紹介してくれます。「面接が苦手」「何を聞かれるかわからない」という方でも、企業ごとに対策を受けながら準備できる環境が整っています。
就職カレッジ(JAIC)|書類選考なしで優良企業の面接に進める
就職カレッジはジェイックが運営する、社会人経験が浅い方・フリーターの就職支援に特化したサービスです。最大の特徴は、書類選考なしで複数の企業と一度に面接できる「集団面接会」の形式をとっている点です。書類で落とされる心配なく選考に進めるため、高卒でも正社員就職へのハードルを感じにくい仕組みになっています。
就職カレッジでは、ビジネスマナーや面接対策を学べる無料の就職講座も用意されています。社会人経験が少ない方や、正社員として働くのが初めての方でも基礎から学べる点が他のエージェントにはない強みです。定着率も高く、長く働けることを重視したマッチングが行われています。
UZUZ|入社3か月後の定着率96%・元既卒のアドバイザーが担当
UZUZは既卒・フリーター・第二新卒の就職支援に特化したエージェントです。入社3か月後の定着率は96%と高く、職場とのミスマッチを徹底して防ぐ姿勢が数字に表れています。これまでの支援人数は63,110人で、若年層の就職を長年サポートしてきた実績があります。
UZUZの特徴的な点は、キャリアアドバイザーの多くが元第二新卒・元既卒という経験を持っていることです。自分と似た境遇を経験した担当者に相談できるため、「高卒という学歴で転職できるのか」という不安を打ち明けやすい雰囲気があります。1社あたり平均8時間の丁寧なサポートが行われており、書類や面接の準備をしっかり整えてから選考に臨めます。
DYM就職|面談実績6万人以上・学歴不問の求人多数
DYM就職は株式会社DYMが運営する、フリーター・未経験・既卒向けの転職支援サービスです。面談実績は6万人以上で、学歴不問・未経験歓迎の求人を多数保有しています。正社員経験がない状態でも応募しやすい求人を中心に紹介してもらえるため、高卒の方でも転職活動を進めやすい環境です。
個別カウンセリングで一人ひとりの状況を丁寧にヒアリングし、内定まで二人三脚でサポートしてくれます。利用者満足度は87%で、希望条件に合った職場を紹介してもらいやすいという評判があります。履歴書の書き方がわからない、面接に自信がないという方でも相談しながら準備を進めることができます。
doda|高卒以上対象の求人を3,500件以上保有
dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する大手転職サービスです。求人数は27万件以上と業界トップクラスで、その中には高卒以上を対象とした求人が3,500件以上(2026年3月時点)含まれています。学歴条件に合う求人を幅広く比較しながら転職先を選びたい方に向いています。
エージェントサービスでは、担当者から企業の採用計画や求める人物像、職場環境など求人票に載っていない情報を共有してもらえます。ミスマッチを防ぎながら転職先を選べる点は、大手ならではの強みです。応募書類の添削から面接対策、内定後の条件交渉まで一貫したサポートを受けられます。
リクルートエージェント|学歴不問求人1,000件以上・大手への選択肢も広がる
リクルートエージェントは株式会社リクルートが運営する、国内最大規模の転職エージェントです。公開求人数は約75万件で、そのうち「学歴不問」と記載された求人は1,000件以上(2026年3月時点)あります。大手・成長企業の案件も多く扱っているため、将来的にキャリアアップを目指したい方にも選択肢が広がります。
各業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、面接でよく聞かれる質問や過去に採用された方の特徴など、企業ごとの選考情報を共有してもらえます。転職者の62.7%が年収アップを実現しているという実績も公開されており、待遇の改善を目指した転職にも活用されています。
8社の特徴を比較する
紹介した8社を求人の特徴・サポート内容・得意な年代の観点でまとめると、それぞれの強みの違いが見えてきます。
| エージェント名 | 求人の特徴 | サポートの強み | 得意な層 |
|---|---|---|---|
| ハタラクティブ | 8割が未経験OK | 書類通過率96%以上 | 20代・フリーター |
| 第二新卒エージェントneo | 高卒・フリーター特化 | 条件交渉・添削充実 | 高卒・フリーター |
| キャリアスタート | 非公開求人あり | 個別面接対策 | 20代全般 |
| 就職カレッジ(JAIC) | 書類選考なし | 就職講座・集団面接会 | 社会人経験が浅い方 |
| UZUZ | 定着率重視の紹介 | 1社平均8時間サポート | 既卒・フリーター |
| DYM就職 | 学歴不問が多数 | 内定後まで二人三脚 | フリーター・未経験 |
| doda | 高卒以上3,500件以上 | 企業情報の共有が手厚い | 20〜30代全般 |
| リクルートエージェント | 学歴不問1,000件以上 | 企業ごとの選考情報 | 幅広い年代 |
「まず内定率を重視したい」ならハタラクティブやキャリアスタート、「同じ経験を持つ担当者に相談したい」ならUZUZ、「求人の選択肢を広げたい」ならdodaやリクルートエージェントが使いやすいでしょう。最終的にはどれか1社に絞るより、2〜3社を並行して使うのがおすすめです。
高卒向け転職エージェントの選び方
転職エージェントを選ぶとき、「なんとなく知っている名前だから」で決めてしまうと、自分に合ったサポートを受けられないことがあります。高卒の転職で失敗しないために、確認しておきたいポイントを整理しておきましょう。
高卒・学歴不問の求人を扱っているか確認する
どれだけサポートが充実していても、そもそも応募できる求人が少なければ転職活動は前に進みません。エージェントを選ぶ際は、学歴不問や高卒以上を対象とした求人をどれだけ扱っているかを確認することが最初のステップです。
公式サイトに「学歴不問」「高卒歓迎」の求人数を明記しているサービスは比較的わかりやすいです。一方、求人数を公開していない場合は、高卒向けの支援実績や口コミから判断するしかありません。登録して実際に求人を確認してみるのも一つの方法です。
20代・フリーター向けの支援実績があるか見る
高卒の方のほとんどは20代か30代前半で転職を検討しているケースが多く、正社員経験が少ないケースも少なくありません。そのため、同じような状況の方を多く支援してきた実績があるエージェントの方が、的確なアドバイスを受けやすいです。
「フリーターや既卒の支援実績が豊富」「20代専門」と明記しているサービスは、学歴や職歴に不安がある方でも相談しやすい環境が整っています。逆に、30代・40代のキャリアアップや管理職転換を得意とするエージェントは、高卒の若手には向いていないことが多いため注意が必要です。
履歴書添削・面接対策がどこまで対応してもらえるか
「添削あり」「面接対策あり」と書いてあっても、実際にどこまで対応してもらえるかはエージェントによって大きく異なります。高卒の転職では、学歴のかわりに「これまでの経験をどう伝えるか」が勝負になる場面が多いため、個別の状況に合わせた丁寧なサポートを受けられるかを確認しておきましょう。
確認しておきたいのは「志望動機を応募先に合わせて調整してくれるか」「アルバイト経験の伝え方まで一緒に考えてくれるか」「企業ごとの面接傾向に合わせた対策をしてくれるか」という点です。これらが揃っているエージェントであれば、転職活動の準備をしっかり整えてから選考に臨めます。
ハイクラス・ミドルクラス向けのエージェントは避ける
ハイクラス転職向けのサービスは、年収500万円以上のキャリアを持つ方を主な対象としています。これらのエージェントに登録しても、高卒・未経験の方には紹介できる求人が少ないため、サポートを受けにくい可能性があります。
「登録したのに求人の紹介がほとんどなかった」「担当者との面談がすぐ終わった」という経験がある場合、そのエージェントが自分に向いていないサービスだった可能性があります。自分の状況に合ったタイプのエージェントを選ぶことが、転職活動をスムーズに進める第一歩です。
高卒の転職は厳しい?
正直、「高卒だと転職が厳しいのでは」という不安は、まったく根拠がないわけではありません。ただ、何がどのくらい難しいのかを正確に理解しておくことで、対策が立てやすくなります。
大卒との求人数の差
2024年の全国の求人総数を見ると、大卒向けが77万3,000件に対し、高卒向けは46万5,000件という差があります。絶対数で見れば大卒のほうが選択肢は広いのは事実です。
ただし、これは「高卒だと転職できない」という意味ではなく、応募できる求人の絞り方が大切になるということです。学歴不問・未経験歓迎の求人に絞って探せば、選択肢は十分にあります。転職エージェントを使えばこうした求人を効率よく見つけられるため、求人数の差は思ったより深刻な問題にはなりません。
採用で見られているのは学歴よりも意欲と経験
企業が高卒の採用でハードルを感じるのは、学歴そのものよりも「能力をどう測るか」という判断のしにくさにあります。大学での研究やレポート作成などの経験を測れないため、企業によっては「大卒以上」という条件で応募者を絞る場合があるのです。
ただ、採用担当者が実際に重視しているのは、働く意欲・コミュニケーション能力・職場への適応力です。面接でこれらをきちんと伝えられれば、高卒であることがハンデになりにくくなります。転職エージェントの面接対策を活用して、自分の強みを言語化しておくことが鍵になります。
20代・30代・40代、年代別の使い方
転職エージェントの活用方法は、年代によって変わります。同じ「高卒」でも、20代と40代では企業に求められること、アピールすべき点が大きく異なるためです。それぞれの年代で意識したいポイントをまとめます。
20代高卒の場合
20代で高卒の転職なら、未経験OKの求人に積極的に応募できる年代です。専門スキルよりも「働く意欲」「成長できそうか」を重視して採用する企業が多く、アルバイトやパートの経験もきちんと整理すれば十分なアピール材料になります。
おすすめのエージェントはハタラクティブ・第二新卒エージェントneo・キャリアスタートなど、20代専門のサービスです。希望職種が決まっていない段階でも相談できる環境が整っているため、まずは「どんな仕事が向いているか」を一緒に考えてもらうところから始めるといいでしょう。研修制度や教育体制が整った企業を優先的に紹介してもらうことも、長く働くうえで大切なポイントです。
30代高卒の場合
30代になると、これまでの実務経験をどう生かすかが採用の判断基準になってきます。20代のように「ポテンシャル採用」が通じにくくなるぶん、これまで担当してきた業務や成果を具体的に伝えられるかどうかが勝負になります。
同業種・同職種への転職は比較的スムーズに進めやすく、dodaやリクルートエージェントのように求人数が豊富なエージェントを使うことで選択肢を広げやすくなります。未経験職種への転換を希望する場合は、20代と比べて求人が限られるため、関連性のある業界や職種を中心に探すと現実的な転職が見込めます。
40代高卒の場合
40代の高卒転職では、これまでのキャリアで積み上げてきた実績をどれだけ言語化できるかが重要です。現場での判断力・後輩指導の経験・業務の改善に取り組んできた経緯などを整理しておくことで、学歴に関係なく評価してもらえる可能性があります。
求人の選択肢は20代・30代より絞られますが、経験を生かせる業界・職種に絞ることで転職の成功率は高まります。正社員だけでなく、紹介予定派遣や契約社員から正社員を目指すルートも選択肢に入れておくと、転職先の幅が広がります。
転職エージェントを使って内定に近づく7つのコツ
転職エージェントに登録しただけでは、なかなか転職がうまく進まないことがあります。使い方次第でサポートの質も変わるため、ここで紹介する7つのポイントを意識しながら活動してみてください。
2〜3社に同時登録する
高卒向けの求人は大卒向けと比べると総数が少ないため、1社だけ登録していると紹介される求人の選択肢が限られてしまいます。2〜3社に同時登録することで、1社では紹介されなかった求人に出会える可能性が高まります。
また、担当者との相性も重要です。「この人は高卒・フリーター転職の経験が豊富そう」「アドバイスが的確だ」と感じるアドバイザーに出会うためにも、複数のサービスを試してみることをおすすめします。それぞれのエージェントで得た情報を比較することで、求人票だけではわからない職場の実態も見えてきます。
連絡には早めに返信する
エージェントから連絡が届いたときの返信が遅いと、新しく入った条件の良い求人が他の求職者に先に紹介されることがあります。返信が早い方は転職意欲が高いと判断され、優先的に求人情報が届きやすくなるという面があります。
高卒向けの未経験歓迎求人は人気が集まりやすく、応募が殺到して早期に締め切られるケースもあります。LINE感覚で素早く返すというよりは、1〜2営業日以内に返信するペースを意識するだけで、転職活動の進み具合が変わってきます。
面談で希望条件と不安を具体的に話す
担当者との最初の面談で曖昧な情報しか伝えないと、希望と合わない求人が届き続けることになります。勤務地・職種・給与などの条件だけでなく、「未経験職種への転換が不安」「残業が少ない職場を希望している」など、迷いや不安も含めて伝えるのが大切です。
担当者はその情報をもとに求人を絞り込んでいます。「希望条件をすべて言いにくい」と感じる必要はなく、正直に話せば話すほど、自分に合った提案が返ってきやすくなります。希望に優先順位をつけておくと、面談の時間も効率よく使えます。
断るときも理由を添えて伝える
紹介された求人をすべて受け入れる必要はありません。ただ、断るときに理由を伝えずに「結構です」とだけ返してしまうと、担当者はどこが合わなかったのかを把握できず、似た条件の求人が再び届きます。
「勤務地が遠い」「仕事内容が希望とズレている」のように、断る理由を一言添えるだけで、次の提案の精度が上がります。これは担当者に対するフィードバックでもあり、転職活動をスムーズに進める上で意外と効果的なコツです。
履歴書・職務経歴書の添削を積極的に受ける
転職エージェントの添削サービスは「使っていい」というオプションではなく、「積極的に使うべき」サポートです。特に高卒の転職では、職歴が短かったりアルバイト経験が中心だったりすることが多く、どう書くかによって書類の印象が大きく変わります。
担当者に「アルバイトの経験はどう書けばいいか」「転職理由をどう伝えるか」まで相談してみてください。自分では気づかなかった強みを引き出してもらえることも多く、書類通過率の改善につながります。
面接対策は企業ごとに準備する
面接対策は「よくある質問への回答を準備する」だけでは不十分です。企業によって面接の雰囲気・重視するポイント・よく聞かれる質問が異なるため、応募企業ごとの情報をもとに受け答えを整理しておくことが内定率に直結します。
転職エージェントは過去の受験者の情報をもとに、その企業特有の面接傾向を教えてくれることがあります。「この企業は志望動機より人柄を見る」「過去に採用された方はこういう点をアピールしていた」という情報は、一人で準備していても手に入りません。エージェントを通じて応募するメリットを最大限に活かしてください。
求人票に載っていない条件も確認する
求人票に書いてある情報は、企業の一面でしかありません。残業の実態・有給の取りやすさ・職場の雰囲気・未経験入社した方の実際の業務内容など、求人票には書かれていないけれど転職後に大きく影響する情報があります。
気になる求人があれば、応募前に担当者に「実際の残業時間はどのくらいですか」「未経験者はどんな業務からスタートしますか」と聞いてみましょう。入社後のミスマッチを防ぐために、確認できることは事前にしておくのが得策です。
登録から内定までの流れ
転職エージェントへの登録から内定まで、どういう順番で進むのかイメージできると動きやすくなります。全体の流れを把握してから始めることで、各ステップで何をすればいいかがわかります。
STEP1 履歴書・職務経歴書を準備する
まずは自分の職歴や経験を整理した書類を準備します。「職務経歴書を一度も書いたことがない」という方でも問題ありません。現在の仕事内容・担当業務・これまでのアルバイト経験などを箇条書き程度にまとめておくだけで十分です。
完成度が低くても、エージェントとの面談で一緒に添削してもらえます。まずは「書いてみること」が大切で、完璧に仕上げてから登録しようとすると、動き出しが遅くなります。転職活動を始めるタイミングを逃さないためにも、まずは下書きの状態で登録に進みましょう。
STEP2 転職エージェントに登録する
転職エージェントへの登録は無料で、Webから5〜10分程度で完了します。氏名・年齢・学歴・希望職種・勤務地などの基本情報を入力すると手続きが終わります。
登録後はマイページにプロフィールや希望条件を入力します。この情報が充実しているほど、担当者が自分に合った求人を探しやすくなります。希望条件は「絶対に譲れない条件」と「できれば叶えたい条件」に分けて入力しておくと、後の面談でも話がスムーズです。
STEP3 担当者と面談する
登録後しばらくすると、エージェントから面談日程の連絡が届きます。面談は面接ではなく、担当者があなたの状況・希望・不安をヒアリングする場です。正解を求めて答えようとせず、現在の状況を正直に話すことが、より良い求人紹介につながります。
「転職理由をうまく説明できるか不安」「どんな仕事が向いているかわからない」という段階でも大丈夫です。面談で悩みを打ち明けることで、担当者からの具体的なアドバイスが得られます。
STEP4 求人に応募する
面談後、担当者がヒアリング内容をもとに求人を探して紹介してくれます。紹介された求人の中から興味があるものを選び、担当者に伝えると応募手続きが始まります。企業とのやり取りはエージェントが代行してくれるため、自分から直接連絡する必要はありません。
応募前に履歴書・職務経歴書の最終確認と添削を受けておきましょう。書類の完成度は書類選考の通過率に直結するため、「とりあえず出してみよう」より「準備を整えてから出す」ほうが結果につながりやすいです。
STEP5 面接・内定・入社
書類選考を通過したら面接が行われます。面接前には担当者から「よく聞かれる質問」「過去に採用された方の特徴」「面接の雰囲気」などの情報を共有してもらいましょう。エージェントによっては模擬面接も対応しています。
内定が出た後も、担当者が入社条件の確認や交渉をサポートしてくれます。給与・入社日・勤務条件など、直接交渉しにくいことも担当者を通じて伝えられるので、遠慮なく相談しましょう。納得のいく条件で入社できるかどうかは、このタイミングの確認で大きく変わります。
まとめ:高卒でも転職エージェントを使えば動き出せる
高卒だからといって転職の選択肢が極端に狭いわけではありません。学歴不問・未経験歓迎の求人は数多く存在しており、転職エージェントを活用することで、自分だけでは見つけにくい求人や選考対策まで支援してもらえます。
まずは自分の状況に合ったエージェントに1〜2社登録してみるところから始めてみてください。登録は無料で、相談するだけでも転職の方向性が見えてくることがあります。「高卒でも使えるかな」と思っている方ほど、使ってみると思ったよりも丁寧に対応してもらえるはずです。

